剪定時期別・樹木一覧

🌿 7月〜8月に剪定したい樹木

夏剪定は「風通し」と「花・実の整理」がカギ。

対象樹木:
モミジ(紅葉)、アジサイ(紫陽花)、カキ(柿)、ビワ(枇杷)、ソヨゴ(冬青)、ツバキ(椿)、ムクゲ(木槿)、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ナツツバキ(夏椿)、クチナシ(梔子)

ポイント:
アジサイやクチナシは花後すぐに切り戻しを。ムクゲ・ノウゼンカズラは伸びた枝を短く。実のなる木は収穫後の整枝で来年の実つきを調整しましょう。透かし剪定で風通しを確保することで病害虫の予防にもなります。


🍁 9月〜10月に剪定したい樹木

秋は「形づくり」と「花芽の調整」が中心。

対象樹木:
カナメモチ(赤芽樫)、キンモクセイ(金木犀)、レッドロビン、ドウダンツツジ(灯台躑躅)、ヒイラギ(柊)、ヒイラギナンテン(柊南天)、ベニカナメ(紅要黐)、モッコク(木斛)、サザンカ(山茶花)、イヌツゲ(犬柘植)

ポイント:
キンモクセイは花が終わった直後に剪定することで、翌年も花付きよく育ちます。新芽の位置を見て刈り込みましょう。常緑樹は切りすぎ注意。

プロは見た目と芽の方向を見極めて整えます。


🍂 11月〜12月に剪定したい樹木

落葉後の冬は「枝の構造」を見て整えるチャンス。

対象樹木:
ハナミズキ(花水木)、ヤマボウシ(山法師)、サルスベリ(百日紅)、マツ(松)、モミジ(紅葉)、ケヤキ(欅)、イチョウ(銀杏)、ナンテン(南天)、コナラ(小楢)、アオダモ(青梻)

ポイント:
サルスベリは強剪定OK。落葉樹はこの時期に不要な枝を透かして樹形を整えるのが最適。マツは専門技術が必要なのでプロに任せるのが安心です。


❄️ 1月〜3月に剪定したい樹木

冬の間は「花芽の調整」「古枝の更新」を。

対象樹木:
サザンカ(山茶花)、ナンテン(南天)、ウメ(梅)、カキ(柿)、ツゲ(柘植)、ボケ(木瓜)、レンギョウ(連翹)、ロウバイ(蝋梅)、トサミズキ(土佐水木)、ユキヤナギ(雪柳)

ポイント:
ウメやロウバイなど花木は開花後すぐが剪定のチャンス。古枝の整理や芽の位置を考えた剪定が重要です。


🌸 4月〜5月に剪定したい樹木

新芽の前後は「軽剪定」で自然な姿に。

対象樹木:
ゴールドクレスト、カナメモチ(赤芽樫)、トキワマンサク(常磐満作)、ツゲ(柘植)、ヒバ(檜葉)、マサキ(柾)、ユキヤナギ(雪柳)、アオキ(青木)、コニファー類、ベニバナトキワマンサク(紅花常磐満作)

ポイント:
この時期は刈り込みすぎ注意! 新芽を活かして、軽く整える程度が◎。ユキヤナギは花後すぐに枝を整理しましょう。


☔ 6月〜7月に剪定したい樹木

梅雨前後は「病害虫対策」と「混み枝の整理」が有効。

対象樹木:
モミジ(紅葉)、サクラ(桜)、イヌマキ(犬槙)、シラカシ(白樫)、ウメ(梅)、ソヨゴ(冬青)、サンゴジュ(珊瑚樹)、ヒラドツツジ(平戸躑躅)、モッコク(木斛)、トキワガマズミ(常磐莢蒾)

ポイント:
サクラ・モミジは切る位置に要注意。梅雨時の剪定は風通しをよくして病害虫対策に。枝が密になった部分は透かしておくと樹勢が安定します。


🌱 プロの剪定で木が長持ちします

剪定はただ枝を切る作業ではありません。来年の花つきや樹木の健康を左右する大切な手入れです。プロは樹種・季節・環境を見極めて最適な剪定を行います。

お庭や生垣のお手入れでお困りの方は、ぜひご相談ください。